連合会紹介

連合会の組織と役割

現在の市連合会は、市内10の地区連合会をもって構成されています。 加入町内会・自治会数は226団体、会員数は89,566世帯に達し、全市の世帯数の約半数が加入している状況です。

町田市制は、昭和33年2月に1町(町田町、28年南村合併)3村(忠生、堺、鶴川)が合併して発足し、その6月に町田市町内会・自治会連合会が創設され、今年で60年目を迎えました。

この間市連合会は、町内会・自治会等の振興発展及び会員相互の親睦を図り、町田市の目覚しい発展にあわせて、市民の福利の増進に努めてきました。

一つ一つの活動は各町内会・自治会で具体的に実践されていますが、地域に住む市民としては、お隣同士のお付き合いが一番大切なことです。いわゆる「共助」が町内会・自治会の大切な役割です。そのため暮らしに必要な情報、ましてや災害時などは、的確な情報を共有することが人命にも係る大切なことです。みんなが支えあい「人にやさしい、安心して住むことのできる地域づくり」を市連合会は目指しています。

私たち自身のこと、すなわち市民のことは市政とも一体の課題を負っています。したがって、市と協力を密にしながら、一方では市連合会の独自性を失うことなく活動していくことが求められます。

町内会・自治会の課題と役割は私たち市民生活のすべてといっても過言ではありませんが、これらの課題に対して市連合会は現在10の地区連合会の会長で構成する「地区長会」とその他の地区代表を加えた「役員会」とで取り組んでいます。地区長会は毎月開催され、各地区の問題、市関係の調整、市内関連団体等との調整や情報交換を行っています。また防犯、防災、交通等安全対策、市政懇談会の開催、会長研修会の実施、社会福祉協議会への協力、日赤の募金、献血の呼びかけ協力等多面的な活動を行っています。そして最高の意思決定機関は毎年5月に開催される定期総会です。

一人ではできないことも力を合わせればできます。まして組織化すれば力はさらに大きく力強く効果的に成長します。子どもからお年寄りまで、地域における人と人との交流と助け合いは、日常の暮らしに潤いをもたらします。顔見知りの多い地域は、防犯や子ども・高齢者の見守りにつながります。また、もしもの災害時にも、安否の確認と素早い救助、生活支援につながります。

市連合会は、人と人との支えあいを大切にした地域づくりを目指しています。